昨日、幸運な機会に恵まれサンジェルマン・デ・プレ教会の修復現場へプライベートで訪問することが出来ました。第一次世界大戦の終戦日の休日でしたが修復作業は続きます。
この教会は建設開始は結構古いのですが18世紀頃にいろいろとたくさん増やしているのでその頃が一番残ってるものが多いのですって。。
教会内の天井画の修復現場にお邪魔したのですがまあみなさん集中して静かにしかも幸せそうに筆を動かしている。そしてまぁ静寂なこと。。
しかも休日出勤で黙々と仕事してるのは女性のみ。集中力を使える職場なのでしょう。(案内してくれたジルさんはいわゆる棟梁、夜間に絵の勉強に通い修復会社を設立)
こちらの天使の顔とかはもう何も資料が残ってないのでこちらの修復作業の方が想像らしいです。ええ、そんな自由なの!!だけど担当女性は一言も話さずずっと描いてた。
修復費用の15,2%はパリ市が、あとはすべて個人の寄付によるものだそう。2015年だからもうすでに4年。一つの会社がするのではなく、棟梁の率いる10数人のチームが数企業はいっておりそれで入れ替え立ち代わりしているらしく作業は早いよとおっしゃってました。
本当に幸せそうな職場でした。今から転職可能なら、学校行き直してこういう仕事に付きたいなぁと思ったぐらい。