ルーブルもオルセーも決して飽きるほど見たわけでもないのですが、今日はうちの近所の教会アソシエーションが企画してくれたパリ市の下水道博物館見学に行ってきました。
パリの下水道といえば・・・ラタトゥイユでも有名な、臭い汚いスポット筆頭ですが、、
Ratatouille – Les égouts de Paris
Ratatouille est le huitième film d’animation en images de synthèse des studios américains Pixar, réalisé par Brad Bird et sorti en salles en 2007.Le film rac…
実はガイドさんによると、パリの下水道はフランス革命以前からできており、現在はパリ市内全長で2675kmに及ぶそうです。
また、昔から下水道見学はさかんで、いまは地下を歩くだけでしたが、昔は船に乗って案内をしてたそうです。。船から落ちたらどうするよ?それにしても、、結構匂いきついし、リスキーな見学よね。。
2018年に改装開始で2021年10月に再オープンしたので、内部はこんな感じ
こちらは見学用ではなくほんとうに下水が流れてるのでかなり臨場感あります。
こちらで綺麗にしてまた市内から25km離れたところのセーヌ川へ水を返しているのですが、ガイドさんが仰ってたポイントを
- パリは上水道は別会社のEau de Paris、下水道は市がやってる。
- ねずみは下水道のバロメーター。ゴミを食べてくれるし、ねずみが死んでたりすると有毒なガスが出ていないかを調べる。
- 下水で働いてる人はバクテリアにさらされてるので定年も早い
- 下水道の発達は疫病があったから。コロナ前に大きな疫病が来たのが19世紀後半でその時に大幅に今のような形になった
- オリンピックのときまでにセーヌ川で泳ぐまで目標を立てて入るが水質改善は到底無理・バクテリアが減らない
などなど。かなり危険な仕事というのは変わらず、下水道でお仕事なさってる隠れた力持ちに感謝です。
パリの隠れた美術館めぐり。いかがでしょうか?
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