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SF的魅力の実写版『リトル・マーメイド』

ディズニーやるわよね。

リトル・マーメイド2023

まあね。お話は。。あたしはディズニーの道徳なんてどうでもいいの。デンマークのアンデルセン今頃びっくりしてるわよ。

永遠のテーマね。家族よ、新しい配偶者との旅立ちよ。いやディズニーだってわかってるのよ。こうやって自虐アニメ映画作ってるし。

それよりも設定がすごいわよこれ。設定が。もうSF映画ね。水の中の話だから宇宙と一緒で酸素がないから、SFとして楽しんだほうが良いかもです。

まず。

突然、7人の人魚の姉妹が7つの海から集まりました。驚くことに、人間の人種もまったく異なる人魚たちが順番に並んでいます。インド洋からはインド人のような容姿を持つ人魚、そしてアジア人や北欧風の美しい姉妹たちもいます。皆、長い髪の美しい女性です。皆さんのお父さんは別々の人なのでしょうか?

そして、王子様のお城も突然カリブ海にありますが、不思議なことに、石造りのお城でスコットランド風です。しかし、街に出るとカリブの市場が広がっています。売り子たちはアジア人も白人も黒人も、さまざまな人種が混ざり合っていて、どういうことなのでしょう?さらに驚くべきことに、王子様は完璧な白人ですが、お母様ははっきりとカリビアンのように見えます。『ブリジャートン』も同様です。本当に驚きです。深く考え込むと途方もないことですが、ディズニーだから許されるのでしょう。

そして最後に、人間も人魚もみんなで見送りますが、アジアの男の子人魚から黒人の大柄な女性の人魚まで、さまざまな人種が登場します。本当に様々な老若男女全人種人魚です。

違和感とかそういう事を飛び越えて、すでにSFの域にはいってるのでそんなもんだと理解するしかないのです。

もし現在の小さな子供たちが、これを最初の『人魚姫』として映画で見ていたら、人種に関するコンプも何もなくなるでしょう。というか、人魚って白人じゃなくって良いんです。

そういえばマーベルのスーパーヒーローにはよく黒人が出てくるのになんで女性にはこのように叩かれたりするのでしょう?

それもなくなるでしょうね。もうそういう時代なんですね。

ひとつひとつのシーンの意味を考えてる暇もなく、Under the Sea は見もの。最後ももう一回みせてくれるので最後まで席は立たないでくださいね。

まぁ主演のハル・ベリーちゃんがお歌はうまいんだろうけど、もうそんなことよりも、こんなキッツい「3日以内にキスしろ」(セクハラ)「親のゆうことには絶対服従しろ」(モラハラ)とか、喋ってもない相手に何故か一目惚れとかそういうクラシックなフェミニストが怒りそうなネタをぶち込む設定。。この矛盾が原作者アンデルセンへの敬意なのでしょうか。

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びっくりしたからワタシ的にはもう一回みたいです。『アナと雪の女王』とまた違った面白さでした。

私達のような固定観念の出来ている観客にはSFとして最初ご覧になることをおすすめしますね。でももう5年したらこんな感覚もSFでなくなります。

それだけは確かです!!