3月13日(日)14日(月曜日)に本格焼酎と日本酒のイベントSprits of Japanのレポートを致します。。14日からマスクが室内でも義務ではなくなったパリ。ビジネスの再開にむけてのいい時期に行われたのでみなさんのお顔がほころんでたことはまちがいありません。
場所はL’atelier RICHELIEU 60, rue de Richelieu 75002 Paris にあるオープンな貸し会場を借り切って試飲会が行われました。
この数年パリの焼酎業界が熱いというのは知ってたのですが。。でましたね。この漫画x日本酒。。あれといっしょ。今や日本のものを売るときに漫画風、アニメ風が多いですね!
https://note.com/pastis51/n/n65023c55f518
そうなんですよ。ソフトパワーの総合戦略をちゃんと踏んでいる。これはテンション上がります。
内容は一階が日本酒、二階が焼酎ウオッカジンウイスキーなどの蒸留酒となっており、季の美とサントリー六が出てるだけでもこれは飲まなあかんと思い即駆け足で走ったのはこの私です。
文化の違い
御存知の通り、先進国でのアルコール消費が減り、少量高品質プレミアム化されつつある今まず気づいたことをざっと書きますね。蒸留酒とはハードスピリッツ、ラム焼酎ジンウオッカなどで、蒸留酒とは日本酒やワインを指します
展示会の様子
パリで行われる多くの日本酒関連イベントは日本マスコミ向け多かったのに対し今回は真っ当にこっちのプロ向け。
出店はこんな感じで、国税庁の後援もありました。。
特に特筆すべきはフランスのMOF(Meilleur Ouvrier de France)(フランス国家最優秀職人章)のバーマンのクリストフ・デヴォワンヌさんがサービスしてました。MOFってフランスでは職人さんたちの勲章と呼ぶべきもので、バーマン部門は2011年に創立、審査も4年に一回で現在のところ7人しかいない!!そのおひとりが日本のスピリッツを売るために会場でせっせと説明をしてくださってたのです。彼は今サントリーのブランドアンバサダーだそうです。
ほんと、MOFにバーマンカテゴリー作るとか、、フランス人やっぱりすごいわ。食に対する執念が。。
これってすごくない?さすがの仕掛け人のLiquidLiquidのThierryさんの日本愛も伺うことができよかったです。今後彼らがどう日本のアルコールをパリでどのようにジン・ラム・ウオッカ・ウイスキーと同じカテゴリーで「焼酎」を認知させたことはとても大きな貢献だと思いました。ということで私はこれからも地味に日本酒の認知につとめたいと誓ったのでした。。
パリの焼酎事情
なんでジェトロはこんな良いビデオをもっと見せないのだろうか?と思うぐらい良くできています。ご興味のある方はぜひ
Vinexpoでも紹介されてました
【フランスレポート】ポストコロナ一番乗り!アルコール最大の博覧会・ヴィネクスポ・パリ2022
参考URL