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フランスで一番愛されてるアラフィフ女優ソフィー・マルソー

中年女優の女王

ジャンヌ・モローが亡くなり、カトリーヌ・ドヌーヴが倒れ(もちろん戻ってこられましたが)、ジェーン・バーキンがおばあちゃん生活を娘や孫と見せだした今、フランスの女優さんで中年以上の私達に馴染みのある人といえば、ジュリエット・ビノシュ、カミーユ・コタン、マリオン・コティヤール、シャーロット・ゲインズブルグ、レア・セドゥ・・、そして、大御所といえばこのソフィー・マルソーしかいない気がする。

彼女はジュリエット・ビノシュとほぼ同期ではあるがあのラ・ブームの印象が強くて今なおラ・ブームのネタでいじられることは多い。

私が彼女を知ったのは多分ラ・ブームの頃で同年のオスカーは『クレイマー・クレイマー』というかなりの昔。。。ロードショーという雑誌をむさぼり読んでた時代だったので彼女の父親がタクシーか何かの運転手でかなり普通の家の子であることは知っていた(いまWikiで調べると長距離トラックの運転手になっていた)

3月3日号のエル誌で特集

先程出たエル誌で自然体で売ってきたソフィー・マルソーがアマプラ映画のプロモも兼ねソフィー節を炸裂

50歳で人生終わったわけないのよ。
はたちの子と同じことを50代がするだなんて馬鹿らしいわ
知らないうちに歳を取るものもいいものよ
もうそこまで努力しなくていいのよ

嬉しい言葉をelle で発してるのですが、実際ソフィー・マルソーと同年代の私が言います。まぁ、50代になるとどうでも良くなることが多くなるのは確かで、、でもとりあえず、万年ラ・ブームキャラをひきずっているのもひとつの売り方だなぁと感心する。

ナチュラルでいることの不自然さを感じさせない賢さ

考えようによっては、彼女の変わらなさを例えると、あの三原じゅん子先生が、金八先生のヤンキーキャラで更年期後も出てるような感じだと想像してほしい。化けないのだ。

フランスの女優さんはみんなキャリアを積むとテアトルやアート、整形にはまったり、国際的キャリアをガンガン進む人が多いけど、彼女のすばらしいさじ加減。全部実は小出し。ちょろっと海外出ては国内仕事を重視したり、小難しいことはしない。仕事を選んでる感、庶民感覚を忘てませんアピ感を超える人はいない。

多くの女優がキャリアを積めば積むほど人々の羨望や尊敬を求めるのに、彼女なんか欲がないというか、、それを演出してるのだろうけど、その感じにみんなの人気を集めるのだろうと思う。手に届きそうな綺麗なとなりのおばさん的ポジションを決して手放そうとしない。それだからこそ、40年もずっと人気があるのだろう。逆にその姿のほうがナチュラルではなく怪物級の努力の塊ツワモノだと思う。

シワやたるみを敵と思うような整形外科医とは友達ではないのだろう、シワやたるみを美しく撮ってくれる監督らに囲まれてるのかもしれない。

ちなみにこれが私の勝手なフランス女優さん分布図

画像
はじめてつかってみたマインドマップ図w

フランス人女性のひとりSATC

ついついこのアマプラ映画のプロモに引っかかってしまった・・トレーラーだけで内容がわかるような陳腐さだけど、、 フランス女性のひとりSATCみたいな感じ?見るからね!ソフィー待ってて!