『シャーロット』という名前のレストラン。『シャルロット』でもいいのでしょうが、この名前を聞くとまるで花子ちゃんや和子ちゃんのように伝統的なフランスの女の子を想像してしまいます。
カナダ産のアニメでもあるように、シャーロットオウフレーズ(ちょっと鼻にかけてフランス語風に)という響きでこのお店のネーミングの良さがわかるでしょう。
お皿よりも何よりも、名前だけで外国人ウケだけでもうすでに20点ほど下駄を履かせてしまいます。それでまた期待を裏切らない庶民フランスらしさ演出を体現しているお店でもあるんです。(明らかに生粋フランス人以外の演出) 実際日本でもそうですがらしさの演出を分かっているのは外国人です。すこし過剰気味の演出が心をくすぐると言うことをよく知っています。
もちろんそれにはセンスがいるし、誰でもできるわけでもないんです。
さてさてお料理もそれなりに伝統的。家庭的なダサさを、エッセンスに英語の上手いお給仕さんが、愛想よく回ります。そしてフランスでは珍しくとてもえっというぐらい人懐っこいのです。もうこれは戦略でしょうか。
しっかりベジタリアン対応もあって(そういう細かい心遣いが伝統フランス料理店では珍しい。でもカシェールやハラルまではいかない事を心得てる。自分たちはカシェール・・)ちゃんと都会のアングロサクソン系の要求にも応えられるのはさすが。だから好きなんです。Lonley Planetが。。ハイ。
そして最後のデザートはフランス発音で「シャーロットオーフレーズ」これで一撃でしょう。デザートは自家製。ムースショコラやタルトシトロンなど別になんてことないものばかりですがとにかくフランスらしい。
私がこのお店をおすすめする理由はお庭!冬は部屋の中に閉じ込められるのですが、夏はこのようにお庭でいただけるのでとても気持ちがいいです。
お値段はそこそこ良心的なのでボリュームも多く実はちょくちょく行きます。
どうぞ夏の間にお召し上がれ。
Resto Charlotte
de 12:00 à 14:00
de 19:00 à 22:30
お値段 :
メニュー (Entrée, plat, dessert) 19 €