ご報告/パリ角打ち開業第一歩
本日は皆様にご報告がございます。夏休みの締めにパリ商工会議所の研修へ。めでたくフランスのアルコール販売免許 (Permis d’Exploitation)を取得しました。

CCI Paris IDF:Permis d’exploitation(20h)
飲食店・酒類提供のための必須研修(20時間)。申込み・開催日程はこちら。
これで、手持ちのアルコール系の資格は JSAソムリエ(前世紀…!)、SSAロンドンの日本酒ソムリエ、そして今回の免許で三点盛り。はいもうパリ角打ち開店準備万端。パリでの角打ち開業のための投資、募集中ですからね。(お問い合わせフォームへどうぞ)。居力者募りますね。笑 (冗談です)
Permis d’exploitationとは?フランスの酒類販売免許の基本
Permis d’exploitation(営業許可研修の修了証)。ってなんですか?って。。実はこれ個人名で付与され、法人でなくても取得可なんです。フランスでアルコールを販売・提供・取り扱い(輸入含む)するなら、まずこの研修が必須です。とにかくアルコールを触る人扱う予定の法人の代表者なら必須の許可証です。
なぜ必須なのか?未成年保護・飲酒運転防止の観点から
理由はシンプル。未成年者保護/飲酒運転防止/深夜営業の管理/依存症対策だからです。もちろん日本の酒販免許だって一応数ヶ月の審査や税務審査があるようですが、フランスではお酒を売る=社会的責任が前提。つまり、まず保健省認定の先生の基礎研修を受け、そこから酒販・レストラン等に枝分かれする順番となります。
取得方法:20時間の研修で取得可能
- 対象:バー、レストラン等の店内提供+小売(持ち帰り)
- 形式:2.5〜3日(約20時間)受講で取得。試験というより受講
- 効力:10年有効、更新は1日講習
- 前提資格:これがないと市役所のライセンス申請(Licence III/IV、レストラン等)が進みません
- 夜間販売:22:00〜8:00にテイクアウトで売る場合はPVBANという短時間研修が別途必要になります
日本の酒販免許制度との違い
- 日本:所管は酒はすべて国税庁。主眼は税収・流通管理。レストランは厚生省・酒販免許の場合とレスレストランとは別ルートで別業種。
- フランス:公衆衛生・社会秩序重視。店内提供にもライセンス必須で、まずこの基礎法定研修(Permis)が出発点。講師の方は現役の商業弁護士さん、毎月のようにアップデートされる飲酒へのきびしーい法律を学びます。ビデオ講習もあるようですが私はおすすめしません。やはり質問などが自由にできないからです。日本にたとえると、食品衛生責任者+飲食店営業許可+深夜酒類提供+酒類販売免許をまず研修で束ねた感じなので、関係者とりえず全員通ります。
2025年のテクニック
2025年のテクニックとしては先生の板書を写真でChatGPTに読み込ませて、「この内容を横に並べて翻訳してください。試験に出そうなポイントを纏めてください。ついでに予想試験問題も作ってください」でみっちり学びました。もちろん最終試験はフランス語でしたが理解ができてるのでやはりChatGPTさんありがとうでした。
Permis d’exploitationで広がるビジネスの可能性
マルシェや展示会などの販売や輸入→卸→小売ECなど選択肢が拡大することは確かです。私自身、開業予定は未定でも、コンサルでのサンプル輸入・販売に持っていると非常に便利なのです。そして何よりも、パリ角打ち開業のプロジェクトは。。。まぁ宣伝しておけばいつか。。と思っています。皆さまよろしくお願いいたします。 🙏

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日本酒はフランス法では「強い酒」(Groupe 5)に分類されます。バーとレストランでの扱いの違い、Licence III と Licence IV の関係、日本の免許制度との違いを簡潔にまとめたガイドです。
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