ロゼワインをめぐる9つの噂 Neuf rumeurs sur vin rose

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ロゼワインというと、ピンクだろう甘口だろうという連想から女子供のワイン(子供飲みませんが)初心者のワイン、と勘違いされることが多いようですが、実はロゼワインが一番歴史が古いのです。。などなど日頃私たちが勘違いしてるロゼワインの噂を9つまとめてみました。

1.ロゼって赤ワインと白ワイン混ぜてるんでしょ。

これは全くの誤解。ただし、シャンパン・ロゼ以外。ロゼは色々な方法があり一つは、赤ワインと同じように、果皮も一緒に発酵させ、ほどよく色がついたところで、果皮をとりのぞく方法。2つめは、白ワインと同様な造り方で黒ぶどうをつぶす際に、自然に果汁に色を移す方法や、シャンパンのように赤ワインと白ワインを混ぜてつくる方法などもあります。セニエ法という黒ブドウや果皮色素の薄いブドウを原料として赤と同様の手順で発酵を開始した後、果汁が適当に着色した時点(24時間から1週間)で果皮などの固形物を除去し、果汁のみを低温発酵させる方法があります。ロゼワインは収穫してから直後がこのように忙しく(できあがったらそのままなのですが最初に手間がかかる)赤はその逆。focus-rose-elaboration-schema-visuel-en

2.じゃ、ロゼってピンクの葡萄品種で作ってるんでしょ。

一応ロゼの作り方のイメージねっ!フラ語だけど画像だけでもわかるのがこのビデオのすばらしいところ!

3.ロゼって普通の赤白ワインより格下なんじゃないの?
決して手抜き商品でもなんでもありません。

4.ロゼって安いでしょ。

あ。それは本当かも。いいじゃないの!?悪い?

5.ロゼが流行ってるなんてデマでしょ

今の時代「アメリカで流行ってるから」というのは宣伝文句になりませんがかなりアメリカでライト志向の高まりから消費量は増えているようです。絵に描いたような右上がりのグラフよね

6.ロゼって結局ちゃらワインなんでしょ

ちゃらに見えるのですが、以外と歴史は深くて、マルセイユに初めてギリシャ人が着いたのがいまから2600年前から存在していたようです。ただ、そんなに今のような洗練されたロゼではなかったようですが。ということで当時はこの味を直すために薬草や香料を漬け込んだりしてたそうです。

7.ロゼって氷入れて飲むんでしょ

そうみたいですねー。やってみます?

8.ロゼって保存効かないでしょ

これも否定できないのですが、ロゼの色の変化の大敵は酸化。女房と畳とおなじ。。早く飲まれることをおすすめします。作り手はリリースされたらその年のクリスマスまででないと美味しく飲めないからと言いますが、それはまんざら単なるセールストークではないです。美味しいうちに夏のうち冷やして飲んでおきましょう!

9.ロゼって頭痛くなるでしょ

否定できないですね。。赤ワインの色要素であるタンニン(抗酸化物質)を含まないために酸化防止剤である二酸化硫黄をちょっと多めにいれるワイナリーもあるようです。そのようなこともあるので、アルチザン(職人さん)の作り手のロゼがおすすめです。そういうところはあまり酸化による色の変化など心配せずさっさと飲んでしまいましょう。
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