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膣トレ・フランス事情②

いきなり棒を買ってこいと

そしてまた治療の第一日目はリハビリ計画の説明と「これ使ってやるからこの棒を薬局で買ってらっしゃい。大丈夫。治療に必要だし保険きくから。」。と。。えっ。いきなり、棒?これ、薬局ですか?見るからに、突っ込むんですね。はい。

私はうっすら骨盤底筋トレーニングの体操かヨガを教えていただくものだとおもってたら、そうですか、機材を使ってですね。頑張りましょう。

ということで詳細を言うと、、薬局ではお金は払いませんが、家で調べると実際保険のない方は25€弱(3300円ぐらい)

さて、、ここでフランス人の健康保険事情。。。ここまで保険の効くフランスですから、実はコロナ初期に「体温計が家にない」家庭が多数、血圧計など、意識高杉系。。という雰囲気。また、「マスクも保険で買うもの」という意識が高すぎてお医者さんが呆れられてたのを思い出します。ただ、このような傾向もコロナですっかり変わったような気もしますが、、、

ではこれで何をするのでしょう???

トレーニング方法

トレーニングの仕方は想像通り・・・助産師キャビネに入ると患者さんのマイ棒がずらっとならんだ棚が。。早速私の棒にも名前を書いてくださり、棒キープ。

いざ、トレーニング。下全部脱いで、そちらの椅子に座りなさい・・・ということで、さっさと脱いで座って待ってたら「私はこの脱ぎ方で、あなたが子供をうんだか生んでないかわかるのよ。。生んでなかったら、ぜったい恥じらうからね。。。」といやいや、そんな、だって、時短でしょ時短。汗汗汗

突っ込まれ何をされるのかと待っていたら、いきなり、モニターを見せられ、

「このグラフの山を見てごらんなさい、いきんでこらん?そう、あがったでしょ?じゃ、リラックスして、、ね。。下に行くわね。少し時差があるけど、このグラフは圧がわかるの。このグラフで練習していきましょう」

おおざっぱにいうと。。

ということで、ふーふーふーと、2分ごとのセッションを数回して、最初私の圧グラフが、緩やかな山かだったのですが、セッションを続けた2ヶ月後にじゃ針山のようになるように指導をうけました。

なるほど。。あと、もう一つのポイントはこの腹筋ではないということ。実はこの機械の反応では腹筋の動きもみてしまうのですが、腹筋ではなく骨盤底筋ということをとくとくと語っていただきました。

尿もれパットを買うよりも予防運動を

私はほぼ2ヶ月間(週一で通い)こちらのセッションを一応終えたのですが、セッション途中で助産師先生が

「ねぇ、あなたのパートナーはなんて言ってる?」

と嬉しそうな顔で聞かれたことも付け加えておきますね。ほんと、先生おちゃめです。(こっちが赤面)

彼女が言うには、「尿もれは80歳のおばあちゃんでもトレーニングをすれば治る」とおっしゃってましたので、これは一生モノ。もし尿もれの心配があるのなら即行動しましょう。

グッズも保険で買える

こちらのサイトでは引き続き、膣ケアをするために保険負担が効くグッズ屋さんも。その名もペリネ(膣)ショップ。直球ね。この真中の黒いパンツは男性用らしいわよ。男性もあるのね。男性って前立腺問題だけだと思ってたけど、、みんなだんだんとしとるとガタ来るのよね。がんばって平均寿命100年時代生き抜きましょうね。

ちなみに調べたところ、もうすでに私が助産師さんセッションで使用したような機械の家庭版もでており、emy という名前ですでに商品化されているようです。ちなみに機械本体が199€(26000円前後)ということで、これもたのしいかもね。また、右の昔の浣腸みたいな玉は、なんと「Geishaのボール」という名前でこういう大人の玩具っぽいのですが、しっかり膣トレグッズとしてこちらのショップでも売ってました。ま、こういう芸者とかの名前が使われることでSexyになるという。。まぁ、そういうものなのでしょうか。

調べるとちゃんと、イギリスから輸入しておられるかたが楽天で売っておられました。これを使うのもいい選択かもしれません。

Elvie 
(Love Piece Club)
https://www.lovepiececlub.com/shop/products/detail.php?product_id=4512

膣筋は裏切らない

まぁこんな高い機材を買わなくても自宅でできるトレーニングが一番大事だと思います。とりあえず、尿もれパットに頼るのではなく自分で鍛えることが大事。ふとYoutubeにどういう運動があるのかしらと探したら、さすが尿もれパットメーカーが出しておりましたのでこちらでご紹介。

とりあえず、こういう問題、万国共通の更年期女子?の悩み。食のニュースだけではなく生活ニュースもぼちぼち書いていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。