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素敵な復讐『グッドライアー 偽りのゲーム』

あらすじを書けない!

まんまと騙されました。ヨーロッパって20世紀に2回も大きな戦争してたらそりゃなにかあるわよね。2回も大戦場だったんだから・・・

最初はなんとなく老人の出会い系サイトで出会った二人の可愛い恋愛ちょっといい嘘話かとおもいながら見ていったらところがどっこい。しかも初デートの映画はイングロリアス・バスターズ見てるし。なんやねん?これはヒントになるんだね。

素敵な推理小説を一気に読んだ気分。

2009年に舞台を設定したのもよかった。

第二次世界大戦が思春期だった人が、出会い系サイトに登録するも2009年が限度だと思うもの。2020年だったら80歳半ばあたりで出会い系サイトもなにもないだろう。。。いや可能かもしれないけど、ちょっとしんどい設定になる(これでネタバレですね)

すべての小さいディテールが最後の5分で解決。違和感のある家も、なんとなくいつも不機嫌そうなお孫さんも。。なるほど!的な。

髪を切ってあげるシーンも。。『マリッジストーリー』では夫婦の仲の良さ?的な親密関係でしたが、こっちはなんやねんDNA採取目的という。。あ、言っちゃった。

ベルリン行ってガラッと話の流れが変わり、共同名義口座電卓を前にリリー(ヘレン・ミレン)が

「嘘一個ごとボタン押すわよ」

が面白かった。かなりすっとする。

帽子専門店などロンドンらしい。

最後の種明かしは映画としてはエレガントではないけど、ヘレン・エレンが端末持ち出したときからが本領発揮。サー・イアン・マッケランもまっつあお。

ナチにユダヤ一家を売った少年兵と、ナチにより家族を失った少女だったんですね。(あ、いっちゃった。ごめんなさい。この映画ブログはネタバレしまくってるのでもういいのよ)こちらのご老人のシワを見てるとなんか近代史全部詰まってそうで。

ベルリン行きたくなりました!

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